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PHPの概要 - PHP入門

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目次

  1. PHP入門
  2. PHPの概要
  3. PHP環境のインストール(XAMPP)・PHPの設定
  4. PHPの基本・簡単なプログラム
  5. 文法1
  6. 文法2
  7. 様々な関数を使う
  8. フォームの基本
  9. システム作成
  10. オブジェクト指向
  11. データベースとSQL
  12. PHPでMySQLを使う
  13. ブログを作る
  14. ECサイト(ショッピングサイト)を作る

このページの内容

はじめに

PHPは、主に動的にHTMLページを生成することを目的としたプログラミング言語です。この章では、PHPとは何か、どのような場面で使うかを解説します。それに付随して、PHPを使うときに必要な周辺技術と文字コードの説明をします。

静的ページと動的ページ

ウェブサイトを閲覧するとき、静的なページ(内容が変化しないページ)の場合は、ウェブサーバ上に置かれたHTMLファイルの内容がクライアント(ブラウザ等)に送られ、クライアントがそれを解釈して文章や画像を画面上にレイアウトして表示します。
images/seiteki.png
静的ページ

しかしブログやECサイトといった、フォーム等でユーザーと対話し内容が動的に変わるページの場合、単純なHTMLファイルでは対応できません。そのようなときにPHPを使い、ユーザーからのアクションに応じてHTMLを動的に生成するのです。
images/douteki.png
動的ページ

PHPとは

PHPは、プログラミング言語の一種です。ウェブサーバ上で動作し、クライアントからの入力(ブラウザのフォーム等から)を受け取り解釈し、動的にHTMLを生成する役割があります。

動的にHTMLを出力することのできる「サーバーサイドスクリプト」言語は沢山存在しますが、PHPはその中でも文法がシンプルで習得が容易なので、世界中で広く使われています。

PHPの周辺技術

PHPで開発するときに知っておくべき周辺技術を紹介します。

Apache(アパッチ)

世界で最もよく使われているウェブサーバソフトウェアです。ウェブサーバは、クライアントから入力されたURLに応じてHTML文書や画像などを送る機能があります。PHPはApacheから制御されて動作します。

MySQL(マイエスキューエル)

PHPと組み合わせて使うことが多い、オープンソースのデータベースです。データベースを使うと、データの追加・更新・削除などの管理が容易になります。

XAMPP(ザンプ)

ウェブサーバでよく使われるソフトウェアを簡単にまとめて導入できるようにしたパッケージです。PHP・Apache・MySQLを一度にインストールすることができます。

文字コードについて

コンピュータが扱えるものは数値のみで、文字を直接扱うことはできません。そこでそれぞれの文字に番号を振って、その番号で文字を認識します。その番号のことを「文字コード」と言います。

アルファベットを表す文字コードは「ASCIIコード」と言います。
ASCIIコード(一部)
文字コード
A65
B66
C67
D68

日本語を表す文字コードは、歴史的な経緯によって主に「Shift_JIS」「EUC-JP」「Unicode」の3種類があります。

複数の文字コードが混在していると、いわゆる「文字化け」の原因となります。本講座では文字コードを、現在主流の「Unicode(UTF-8)」に統一します。
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