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今月のカレンダー - PHPで日付・時刻の計算

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目次

  1. PHPで日付・時刻の計算
  2. 日付・時刻に関する関数
  3. 年齢計算
  4. 今月のカレンダー
  5. 年月を指定できるカレンダー
  6. 予定表
  7. 予定表(単一ソース)

今月のカレンダーを表示する

日付・時刻計算の応用例として、カレンダーを表示するプログラムを作成します。

プログラムの作成

以下のソースを入力してください。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<html lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<title>今月のカレンダー</title>
</head>
<body>
<?php
$wstr = array('日', '月', '火', '水', '木', '金', '土');
$now = time();
$year = date("Y", $now);
$month = date("n", $now);
$day = date("j", $now);
$dnum = date("t", $now);
for ($i = 1; $i <= $dnum; $i++) {
  $t = mktime(0, 0, 0, $month, $i, $year);
  $w = date("w", $t);
  if ($i == $day) print "<strong>";
  if ($w == 0) print "<font color='red'>";
  print date("Y年m月d日", $t);
  print "(" . $wstr[$w] . ")";
  if ($w == 0) print "</font>";
  if ($i == $day) print "</strong>";
  print "<br>\n";
}
?>
</body>
</html>
入力が終わったら「calendar1.php」という名前でサーバにアップし、ブラウザで閲覧してください。今月のカレンダーが表示されます。

ソースの解説

$wstr = array('日', '月', '火', '水', '木', '金', '土');
変数 $wstr は曜日の文字が入る配列です。
$now = time();
まず変数 $now に現在日時を格納します。
$year = date("Y", $now);
$month = date("n", $now);
$day = date("j", $now);
$year に現在年(4桁)、$month に現在月(先頭に0は付けない)、$date に現在日(先頭に0は付けない)をそれぞれ格納します。
$dnum = date("t", $now);
$dnum に今月の日数を格納します。うるう年なども考慮されます。
for ($i = 1; $i <= $dnum; $i++) {
$i に日を設定し、1日から月の最後の日までループします。
$t = mktime(0, 0, 0, $month, $i, $year);
mktime関数により、$i に設定された日の0時0分0秒のタイムスタンプを取得し $t に格納します。
$w = date("w", $t);
$w に曜日の数値(0:日曜、1:月曜、... 6:土曜)を格納します。
if ($i == $day) print "<strong>";
本日を表示している場合は強調文字にしています。
if ($w == 0) print "<font color='red'>";
日曜を表示している場合は赤い文字にしています。
print date("Y年m月d日", $t);
さきほど $t に設定したタイムスタンプに従って日付を出力しています。年は4桁、月と日は2桁に満たない場合は0を付けます。
print "(" . $wstr[$w] . ")";
曜日の文字をカッコで囲み、出力しています。$w に設定した曜日の数値を配列 $wstr の添え字にすると曜日の文字が取得できます。
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