CGI(Perl)の基本と掲示板作成
目次
- CGI(Perl)の基本と掲示板作成
- ブラウザに文字列を表示する
- アクセスカウンタを作る
- フォーム内容を表示する
- 占いプログラムを作る
- 掲示板 その1
- 掲示板 その2
- 掲示板 その3
- 掲示板 その4
はじめに
対象
HTMLまたはプログラム言語を少しでも触ったことがある人CGIとは何か?
CGIとは、Webサーバでプログラムを動かしたときに、ブラウザとデータをやり取りするための仕組みのことです。プログラムそのものではありません。CGIを使うと、フォームなどで送った内容に応じて動的に変わるページを作ることができます。まさに今回作る掲示板はその典型的な例です。
Perlとは何か?
Perlはプログラミング言語のひとつです。CGIでは決まりさえ守ればどんな言語を使っても良いのですが、なかでもPerlが最もよく使われているようです。その理由としてPerl言語の特徴である、
-文字列処理が強力
-インタプリタであるため、手軽に扱うことができる
-ほとんど全てのサーバに最初から入っている
といったことが挙げられます。
下準備
以下のものを用意してください。- Perlが使用できるWebサーバ
- テキストエディタ
- FTPクライアント
Perlが使用できるWebサーバ
有料や無料のレンタルサーバを借りるか、自分でサーバを立てるかして何とかWebサーバを用意してください。サーバさえ用意できれば、Perlはほとんどデフォルトでインストールされていると思います。テキストエディタ
Perlスクリプトを書くために、テキストエディタを用意してください。Windows付属のメモ帳や、使い慣れたHTMLエディタを持っているならそれを使用しても構いません。 TeraPad などが良く使われているようです。
FTPクライアント
自分のパソコンからWebサーバにファイルをコピー(アップロードと言います)するためのソフトです。ここでは、よく使われている FFFTP というソフトを使用します。上のリンクより最新版をダウンロードし、インストールしておいてください。
インストール後、新規ホストを作成し、用意したWebサーバの情報を入れてください。重要な部分は、「ホスト名(アドレス)」「ユーザ名」「パスワード」の部分です。その他は適当でも大丈夫です。
その他の準備
今回の講座用にデスクトップに「cgi」というフォルダを作ってください。他のフォルダ名でも構いませんが、以降の解説はcgiフォルダがあるという前提で説明します。次にサーバにも同じ名前のフォルダを生成します。FFFTPを立ち上げ、右ウインドウがpublic_htmlの中にあることを確認し、右クリックから「フォルダ作成」を選び名前をcgiにすればフォルダの生成ができます。